はにーむーんベトナム・ラオス珍道中記其の六 ルアンパバーン四日目




本日でルアンパバーンともお別れ。また来る日はいつの日でしょうか、などと考えながら、空港へ。


空港に着き、宿からチャーターしたトゥクトゥクから降りて荷物を降ろす時に、運転手に思いっきりてめえらの荷物を落とされてしまった。決して故意で落としたのではないのは明らかだったし、すげえ笑顔で「ごめんごめん」と言われたので、てめえらも「なんのなんの」と笑顔で返した。このときは、ハノイで購入した陶器が荷物の中に満載されていたことをうっかり失念していた。帰国後粉々になったバッチャン陶器とご対面してしばし呆然。まあ陶器はいつかは割れるわな。また今度ハノイに買いに行こうと、再訪する口実にすることにした。





空港内の免税店。民族衣装+αくらいしかなく、何も購入せず。





搭乗時間までまだ少しの間があったので、空港の向かいにあるレストランで一服。他に利用客なし。





もちろんビアラオで乾杯。このビアラオ、日本国内で出会ったことはないし、またラオスに来る時までのしばしのお別れだな。またいつの日かビアラオ飲みに来るぞー。





バンコクエアウェイズに乗り、一路バンコクへ。





バンコク到着。ラオスから来たのでとんでもない大都会だ。何階か忘れたが超高層ホテルに宿泊したため、やたらと眺望はよかった。





宿で荷を解き、一息入れる女。





バンコクの街中に繰り出す女。





伊勢丹まで歩く。この後てめえは猛烈な腹痛・下痢に襲われたため、たった一泊のバンコクライフはここ伊勢丹にて終了。このあと脂汗を書きながらホテルの部屋に戻り、日本から密かに持ち込んだ薬を飲んで寝た。下痢はけっこうハードで水様便が止まらず、寒気も止まらず。しかし病院に行く気は全く起きなかった。こういう時は、おとなしく薬を飲んで寝ておけば、脱水さえなければ治るものだ。夜中まで腹痛でのたうちまわっていたが、気が付くとぐっすりと眠っていた。朝起きると大量に汗をかいていたが、前日の腹痛はどこへやら。下痢もピタリと止まり、無事漏らすことなく日本へ帰国することができた。めでたしめでたし。





バンコクではあれもしたいこれもしたい、あれも食べたいこれも食べたいと考えていたが、結局どこにも行けず。唯一の食事はルームサービスで頼んだグリーンカレートムヤムクン。意外と美味しかったのでよかった。これはまた今度別の機会に、ゆっくりバンコクに来なさいという神の思し召しだな、などと勝手に夢想。