二日目。

朝。起きたら何者かに刺されていました(笑)。布団に何か住んでいるな…。痒。


台湾では朝っぱらからお店もやっていて、朝食を外で済ませる人とかが多いようです。
あと、お弁当感覚で店先で何かを買って持って移動する人とか。
日曜日なのに地元民がわさわさと動いておりました。
便當(おべんと)、葱餅、韮菜盒(にら&春雨のつまったパン)、熱豆漿(豆乳)、
三明治(サンドイッチ)を店頭に並べてるトコが多かったです。
朝はお粥なんだと思ってたけど。うろうろした辺りでは見かけませんでした。


我々は昨日昼飯を食ったトコに再び赴き。
韮菜盒と、焼餅(パイ生地みたいな塩味のパン)と熱豆漿を店内でいただきました。美味〜。
我々の後ろの席で、手を粉まみれにしたまま突っ伏して爆睡してるお店の女の子がいました。
朝もはよから粉をこねまくったのでしょうね。お疲れ様です。




台北を少し南下したトコにある新竹に行きました。
どうも新竹は米粉(びーふん)発祥の地なのだそうで。昼飯を食いに。
急行○光号(全席指定)のキップを窓口で筆談購入。←○の漢字が出ないの(くさかんむりに呂)
140元くらいだったのかしら。
以後、けっこう頻繁に筆談をしました。やはり筆記用具は要携帯です。
台北駅のお店で時刻表も購入。25元。
氏はそこに売っていた電車がプリントされてたトートバッグ(おべんと入れらしい)もご購入。


新竹駅のコインロッカーに荷物を詰め込んでおでかけ。
駅周辺はいろんなお店がごちゃごちゃしてて面白かったです。
しばらくうろつき。屋台で葱餅など買い食いしたりしてから、ちっさいお店に入り米粉を。
相変わらず指差し&筆談で注文したのですが、出てきたのは米粉湯でした。
「炒米粉」と書いてなかったらスープに入ってるもんなんですねぇ。
セロリががんがんに入ってて爽やかでした。
お碗の底の方にこっそり隠れてた具が後から後から出てきました(笑)。にらとかもやしとか。


噂のトマト飴(りんご飴のトマト版)を屋台で売ってる! と飛びついて買ったのはいいけど。
これ、普通のりんご飴だねぇ(買い間違った)。しかもひょっとしたらこれお子様グッズかしら。
もしかして、町なかを30女がこれ持ってうろついてたら浮く? というどきどき感を満喫。
5連の団子状にちっさいりんごが刺さってるので見た目は大変かわいらしいです。


川沿いのくつろぎスペースでしばし休憩。カップルが何組か川沿いに座ってました。
ここの川自体はとても小さいのだけどなんでか鴨川を思い出したぞ(くつろぎカップル多)。
食べ物も外帯(テイクアウト)で、あちこち適当な場所を見つけて食べてた人を普通に見ました。
あまり観光客がいないのか、地元民の普通の生活の場という感じでとてもよいトコでした。
学校沿いを歩いてたら、車に乗ったご婦人から道を尋ねられました(笑)。
そういえば、前日も駅前で原付ニケツのお姉ちゃんから道を尋ねられました。
ぱっと見では国籍は分からないものなのですね。似てる似てる。



さらに南下。特急自強号にて台中をこえて嘉義まで。新竹から約2時間。
どうやら特急と急行の違いは早さだけですね。くつろぎ度にたいして違いはなかったです。
あ、でも特急の方、内装は見た目新幹線に近かったかなぁ。英語の電光表示とかあったし。
急行の雰囲気はええと。近鉄の早い奴(何)みたいな感じ。


嘉義に到着。駅近くのホテル嘉冠(くらうん)大飯店へ。ツインで800元でした。
バスタオルもありまして。冷蔵庫や扇風機、ドライヤーもありました。
都心ではないからなのか、この室内で800元というのは良心的な値段設定かと思われます。


そういえば。ホテルのテレビでやたらと日本の番組が流れてました。
ていうか、おそらくそういう日本番組のチャンネルなのでしょう。他もたくさんチャンネル有。
字幕付で延々てれびちゃんぴおんとかおうごんでんせつとかきんにくばんづけをやってました。
ちなみにアニメの「あたしんち」も目撃しましたが、それは吹き替えでした。
エンディングの曲もおんなじ威風堂々が現地語で歌われてました。
笑ったのは名古屋ローカルの情報番組(クスクスという奴)をやってた事。意味あるのかしら。


フロントのお姉さんに教えてもらった文化路夜市へ行くには時間があったので
中山路沿いにある本屋さんであれこれ見物。バースデーカードも現地語でかわいい。
嘉義公園というトコまで足をのばす。初タクシー。
しかし道路は恐い。車線変更はがんがんするし原付集団がそこらじゅうわいて出るし。
もう信号が機能しているのは大通りだけではないのかしらと疑うような自由奔放さで。
歩道もほとんどない(原付を停めるスペースで占拠されてる)。←ずらっと原付が並んでるの
とにかく原付が多い。しかも原付乗りは謎マスクを例外なく着用してて圧巻なのですよ。


嘉義公園で、うずらの卵をたこ焼き器に割り入れて器用に丸めたものを売っており。
塩こしょう味だったけど美味でした。
公園内にある射日塔にのぼる。20元。10Fで降り。ふと下を見たらガラス張りのトコがあって
真下がそっから覗けるようになっている。うあぁ、高い〜。
そこから延々歩いて夜市へ。ぐるぐるうろうろと。
まずは嘉義名物の鶏肉飯を。む。うちのデカ(弟)の作る焼肉ご飯の味(何)。
途中レンブという名の果物(果物類をあちこちで切って売っているのです)を購入。美味。


実は。夜市もそうなのだけど。台湾って食べる所に「アルコール」置いてないのね。
純粋に「食べる」。飲みながら食べる習慣がないのかな。飲み物はあるけど大抵が(甘い)お茶。
ジュースはフレッシュな果物から直に作ったやつをよく売ってるし。
台湾での二大疑問なのです。
その1:飲酒はどこでしているのか その2:なんで甘い物ばっか出回ってるのか
詳しい方がいらしたら教えていただきたいものです。
恋人氏などはビールがなくては生きてゆけない方なので、結局屋台でモノを食べる気になれず
今回もテイクアウトしてホテルに持ち帰り、コンビニで買ったビールと一緒に食べてました。
屋台でなんか串焼きと勘違いして注文した炒め物系のもの。
具をいくつか好きなのを選んだらそれを甘辛ソースで焼いてくれたの。
で、ホテルへの帰り道で見つけた火鍋屋さんでお持ち帰りをお願いして。麻辣火鍋。
ビニール袋にみちみちに鍋の中身を詰めてくれました。
さらにその帰りでコーヒーを買って。


思うのですが。お店の方たち(特に若者)は、ちょっとはにかんだ感じの笑顔でとても優しい。
こちらが日本人だと分かると、ジェスチャーしてくれたり指し示してくれたり書いてくれたり
親切にいろいろ教えてくれるのだけど、その時言葉少ななのですよ。終始笑顔ですが。
英語ができる人は、英語&ジェスチャーなのですけど。
なんか、日本に似た感じでした。人あたりが。


ホテルに帰ってから、一度古本屋さんへ。氏はそこで一冊ご購入。
火鍋。辛っ。