思い出の音。

最近書くことがないので更新も滞りがちである。
そもそも自分のための備忘記録で残しておきたいことだけ書いておくための
ものであるから、本来なら仕事の愚痴などは全く排除してもいい内容で。
という訳で書くこともそんなにない。
後で振り返って、この時期は何があったのかなとか思い出そうとしたりするのだろうか。


とあるサントラを聴いていて気付いた。
自分は全般的にBass好きだと思っていたがどうやら本当に好きなのはContrabassの音なのだ。
もし自分が今後弾いてみようと思うなら、きっとそれはContrabassなのだろう とか思う。
弓で伸ばす持続音。それを中心にした弦の集まりにSaxophoneやOboeの柔らかい音が混じると
どういう訳かそれを聴いていてとても落ち着く。Celloの音も好き。


きらきら輝いてるような音とか尖った音よりは丸くて柔らかい包むような音が好きで。
ピアノにしても。どうやったら角のない柔らかな音が出せるのかと
電子ピアノしか持っていない自分は本物のピアノに触れる時にはそればかり思っており。
この間、丸い音を出す若い女性ピアニストをテレビで目撃した。すげぇ衝撃だったが
それが誰なのかさっぱり分からん。こんなに若いのにすげぇ と思った。高校生?


子供の頃に好きになった音というのは一生好きだったりするのだろうかね。
チェロの音が好きになったきっかけは中学生の時の担任が弾いてくれた「白鳥」で。
子供ながらに危なっかしいな とか思ったりしたけど何より真剣な表情の先生とその音が
未だに忘れられないでいる。
その担任に対する思い入れも特にないし、中学校の頃の記憶も数えるほどしかないのだが。


Cb・Sax・Obは自分の姉弟が中高の頃に演奏していたものであったと書いてて気付く。
だから落ち着く? 子供の頃のそれらの音に対する印象がそのまま今も影響しているとか。
自分もちっさい頃からあれこれ触ってはいたが。Tbの音は好きだが思い入れがあるかってぇと。
Tpは特に好きって訳でもないし。Tpはなぜやっていたのか自分でも理由が分からん。
管の集まりが出す音は好き。クラシックが好きかというと別にそうでもないのだが、
時々この音をこの楽器でやるのかすげぇ とコンポーザやアレンジャーの頭の中を覗いてみたい
気持ちになったりはする。団体の音の作り方とかを気にしながら聴くと面白い。



ピアノやドラムに対して冷静になれないのはまだそれらが思い出だと認識できていないから?