ベトナム珍道中記 其の弐 とっととホイアンへ




朝起きて、宿近くの道をぶらぶらする。ちょうど通勤ラッシュの時間帯だったのか、バイクがやたらと多かった。しかし歩いているだけでいろんなものをどんどんと売りつけに来られるのには参った。タバコに始まり米兵が使っていたというジッポー(大変申し訳ないがホンマかいなと思う)やお菓子や飲み物。ここら辺までは旅行者に売りつけるものとしてはまだ理解できるが、何に使えばよいのか花束や「ハッパ?」には参った。


ちなみにその前に訪れたときには「オンナノコ?」「マッサー?」というのもあった。マッサーとはマッサージのことで、どのようなサービスが待っているのかは残念ながら知らない。





宿の前の通り。ここまで入り込むとしっかりと生活臭がある。こういう雰囲気は嫌いではない。





というわけで、とっととサイゴンは後にしてホイアンへ。本当であればのんびりとバスでの移動がよいのだが、時間もなく今回は飛行機でダナンへひとっ飛びし、そこからバスでホイアンまで移動した。


ホイアンについてぶらぶらとまずは宿探し。適当に入ったホテルが思いのほかよいところで値段も手ごろだったのでここに決める。おそらく暇な時期だったのだろう、あり得ないくらいのディスカウント料金だった。部屋も見せてもらったが非常に清潔だったのでここに決める。


室内から吹き抜け下にあるプールを望む。中途半端なリゾートホテルのようだがその脱力感がとてもよかった。





荷物を解いてさっそく街歩き。適当な店に入りランチ。





お決まりの日本橋。昼間は通過料金を取られるので見るだけにしたと記憶しているが、スに確認したところ「???」と言われてしまった。6年の歳月は意外と長かったか。










その後もひたすらのんびり。やっと一息ついた気分だった。