不思議さん。

さて。新環境に移りすげぇ慌しく毎日ばたばたし。
心身ともにいっぱいいっぱいだった昨今のスであるが。
やっと一段落したと思っているのと、現在無職で余裕(ヒマ?)もあり
ぼちぼちこれから更新するかもよーー。というお知らせ。


現状。何となく位置づけとしては専業主婦か?←籍入れてねぇのに
南国から京○へ移り住み。3人で暮らしている。
新同居人ダデコ先生の不思議ぶりに翻弄されつつ。


そうか。母親の責任感というものはこういうものか! と
今までばあちゃん愛しか感じることができてなかった自分にしみじみする。
ここで言うばあちゃん愛というのは孫に対して「元気で生きてれば
何やってもいいよぅぅぅかわいいよぅぅぅ」という猫かわいがりな
気持ちである。おもに恋人氏に対しての自分がそうなのであるが。
あなたが社会に出てきちんと生活できるようにするには という
「やらなければならないこと・守らなければいけないこと」について
かなり考えるようになった。めんどくさいけど。まぁいいや。


ダデコ先生。
(簡単な)計算はできる。文字も漢字も書ける。本も読める。
地図も読める。めったに道に迷わない。ひとりで遠出をしても家に
たどりつくことができる。昔の話はすげぇ詳細に語る。
「たしかバナナがまだあったはずだ」という自分にとって重要な情報は
確実に覚えている。←そして要求
ぱっと見普通に見られがちなのだが、
「忘れる&抑制がきかない(やりたいこと最優先)&判断力が子供並」
に最近なったひとである。


「現在やれていること」はそのままキープしていくということで
ダデコ先生には自分の使った食器を洗うことや風呂掃除をお願い
している。が、ちょっと別の作業を間に挟むと「次にやること」が
すかっと爽やかに頭から抜けていく。
たとえば。食後に
1.薬を飲む
2.目薬をさす(2種類を5分おきに)
3.食器を洗う
4.歯を磨く
を実践中だが、食べ終わった後シンクに食器を置き薬を飲み
1回目の目薬をさしたとこらへんで「食器を洗う」を失念する。
逆に、気をつけようと心がけ「最初に食器を洗う」と目薬を失念する。
もしくは「薬を飲んだこと」を失念する。毎回声掛けが必要となる。


おくりびとが観たいと言い出してきかなかったので二人で観に行く。
最後まで飽きずにじっと座って観ていられる。
かなり食いついてて。面白かったからパンフレットもほしいと言う。
で。あら、面白かったですか。どういう話だった? ときくと


ダ:ん、なんやようわかれへんけどな


結局あらすじはまったく覚えておらず、なんでかその後江戸時代の
身分制度話となり。
小一時間ほど歴史の勉強をさせていただく(やけに流暢)。
れっどくりふ2などは義妹夫婦につれてってもらってたが
「すごい戦いやった…」との感想をいただく。←それ以外何も出てこず


最近夜遅くまで寝付けない(が眠剤を飲むときっちり明け方に
目が覚めてしまうので飲ませない)らしい。今まで毎日散歩で
2〜3時間歩いて体力を消耗していたのだが、最近作業所に通う
ようになり、思うように散歩に行けずムダに体力が余っている模様。
体が疲れないなら頭を疲れさせろ ということで、今日試しに
高次脳機能ばらんさなるソフトを帰宅後一時間弱チャレンジさせた。


なんだか普通なんだよな。トレーニング結果。めちゃめちゃ悪い
わけでもなく。
ただ頭は非常に激しく使うらしく。きりのいいところまでやった
のでいったん中断して風呂を洗ってもらうことに。


す:じゃあ今から「おふろ」お願いします
ダ:うん。じゃあちょっとはいってくるわ
す:はいってくる?
ダ:うん。おふろはいったらもうごはん?
す:そうなんですけど。おふろ、今日お掃除しました?
ダ:うん
す:いやー、まだ今日は洗ってないです。これから洗って、お湯
 はって、風呂はり終了の合図が鳴ったら入浴ですわ
ダ:えっ? まだだっけ(えへへ)


彼の中では既に本日の風呂掃除が済んでいる。
で。「めんどくさいことはしたくない」度が激しく、ほっといたら
浴槽を洗わずに湯をはろうとしており。
洗剤で浴槽を洗ってください と毎回必ず声掛けをする。また、
風呂に入る前に「頭シャンプーしてくださいね」と声掛けしないと


ダ:昨日頭洗ったから今日は洗わなくてもいいや(えへへ)


となぜか毎日思ってしまう。結果ずっと頭洗わない状態となる。



まぁこんな感じの毎日である(何)。へんに几帳面なとこがあり
まさしく洗濯物などはスよりもステキに上手にたたむことができる。
手足使うのは器用にできるんだよな…。
幸いなのは「自分は自分の思いどおりに動けてない」ことに対し
全く悲観的ではないところか(深く考えられないだけであるが)。


本人がもともとギター大好きうた大好きドラム大好きさんであり
音楽療法なんか実践できるんちゃうかしら とか軽く思ってたが
音量のコントロールができない(常にマックス)というのと
マンション騒音禁止というのと「もしやり始めたらきっと他に
やらなければいけないことをすべてすっとばすに違いない」
といういろいろから今のところ断念している。
自由に音を出していい空間が確保できたらまぁまた考えようかと。
ちっ。もう少し我慢がきくなら実験もとい実践できるのに(おい)。